シルクスクリーン印刷という技法に入門してから早くも一ヶ月。
刷りの練習をしたり、版を作ったり、色々やってきました。最近になって本格的にTシャツにも矢島スラックラインズのロゴを印刷。
うまくいったもの失敗したもの諸々ありますがまぁテキトーに紹介します。
前掛け
まずは前掛け。最近流行りの「酒屋前掛け」とかいう前掛けのベースです。
つまり何もデザインが入っていない前掛けにロゴを入れてみました。
なぜ前掛けなのかというと、印刷の際はインクを使うので服に付着する場合があるのです。
当然布に印刷するインクなわけですから、洗っても落ちません。つまり服についたら落ちません。でも僕の服につきました。前掛けほしい!!!ってな具合です。
これが会心の出来でした。バッチリ入ったことによって自信もつき同時に悲劇の始まりでもありました。
Tシャツ
さて、Tシャツ。
そもそもシルクスクリーン印刷をしようと思ったきっかけでもあります。
前回、黒色に白色を入れるのはコツがあると書いたとおり、白はそれなりに難しいようです。
白を綺麗に刷るためには「厚盛」と呼ばれる重ね刷りをしなければいけないみたいです。
ちなみに「熱盛」ではありません。こちらは放送事故の方です。お間違えの無いように。*1
そうしてインクを分厚く刷ることでくっきり鮮明に仕上げることができるのです。
なるほど。そんな手法がありましたか。仕組みが分かれば楽勝ですよ。矢島町が誇る自称天才の私が最高の仕上げをみせてあげます。
さくっと1枚目の完成です。
ん?
あああああああああ!滲んでる!
力強めに刷ったのですがこれではいけないのかもしれません…
インクの調合と力の入れ具合を見直して再度チャレンジです。
さて、最高級の仕上がりですよっと。
ん?
あああああああああ!滲んでる!(白目)
もうイヤ…
白色はめちゃくちゃ難しいです。メディウムとインクの比率がいけないのでしょうか。これはまだまだ研究の必要があります。
もうやってらんないのでここで気分を変えて別の色を刷ってみましょう。
あらよっと。
な、なんだこれ…会心の出来だ。大成功と言っても過言ではありません。
ちなみに弟が高校生の頃に作った「クラスTシャツ」を勝手に使いました。しかし、刷り終わってから了解を得たので万事OKと言えます。
この調子でもう一枚!
あらよっと。
なんということでしょう。またまた大成功です。
失敗を期待している読者の方もいらっしゃるかと思いますが、他人の不幸を望んではいけません。辛いです。
さて、もう一枚いきますか。
あらよっと。
うわぁ…天才かもしれん(※誰でもできます)
白以外の色はとてつもなく綺麗に刷り上がります。逆に白が難しすぎるんですね。
ちなみにこのグリーンには茶色を入れました。
やっぱり綺麗ですね。
デニム生地
少し変わり種でデニム生地に白色を刷ってみました。
ちなみにとあるものに形を変える予定です。
なんとデニム生地はTシャツのように滲まずに綺麗に入ります。
ここらへんは前掛けの生地と同じですね。
ますます謎が深まりました。インクに粘性を持たせてみたり色々やってみます。
*1:熱盛:報道ステーションがやらかした放送事故。詳しくはこちら