スラックラインの話題じゃないのかよ!って思った皆さん、すみません。
今回は9月9日(土)、10日(日)に開催される八朔祭について紹介します。 9日は矢島スラックラインズの練習会も実施します。そして夕方からお祭りが始まります。この日はぜひとも八朔祭りを覗いていってはいかがでしょうか!
八朔祭りとは
毎年9月 第2週の土日に開催される矢島地域の祭事です。この二日間のために各町内
*1が一ヶ月近く前から準備を開始します。町を挙げての一大行事です。
では、そもそも八朔祭りとはなんでしょう。私にもわからん
四百年近くの伝統を持つ矢島の祭りは、古くから八朔祭と呼ばれ、陰暦の八月朔日に行われてきました。神明祉杜誌には、寛永17年(1640)矢島が生駒氏所領となって、神明社が一郷領地の鎮守となり、陰暦八月朔日に祭が執行されたとの記録が残っております。
引用『矢島八朔祭りの記録 』
「登城」ってなんだよ。城かよ。と思った人は実は正解です。矢島町にはかつて八森城という城が存在しました。現在は跡地に矢島小学校が建っています。
宵宮 9日(土)
きらびやかな神輿が各町内を出発し、神明神社から宇賀神社へ神様を運びます。
神輿の前には灯籠を持つ若衆が連なり、夜道を明るく照らします。
この日の締めくくりは矢島駅前での競演会。
各町内が「神楽」と「戻り太鼓」を披露しますが、町内によってスピード、リズムが異なり聴き比べが楽しいです。1日目の最後なので各町内の選出された競演会の選手たちは全力で演奏に臨みます。その迫力にぜひとも刮目していただきたいです。
祭典 10日(日)
1日目の宵宮も良いですが2日目もオススメです。宵宮はその名の通り夜の祭りですが2日目は朝から夜までぶっ通しの祭典です。
見どころは何と言っても各町内が引く巨大な山車(だし)。毎年内容が異なりその年どしのはやりがクローズアップされたりします。そして山車の前につくのは仮装と呼ばれる踊り子+おっさんたち。これまた各町内で決めた曲に対して振り付けを施し、一定のタイミングで一日中踊ります。ほんとに一日中踊るんです。
流れとしては、山車を引く→少し進んで止まる→踊る→山車を引く→少し進んで止まる→踊る…こんな感じで一日かけて矢島を練り歩くのです。
Photo by Kazukichi
*写真は2012年撮影